「たまご」究竟应该写做「卵」还是「玉子」呢?
毎日の食卓に欠かせない「たまご」ですが、漢字で書くと「卵かけご飯」のように「卵」を使用する場合と、「玉子丼」のように「玉子」を用いる場合の2パターンがあります。この両者は一体、どのように使い分けられているのでしょうか。 几乎每天都会出现在餐桌上的「たまご」(鸡蛋),如果写成汉字的话,有像「卵かけご飯」(生鸡蛋拌饭)这样写成「卵」和像「玉子丼」(鸡蛋盖饭)这样写成「玉子」的两种写法。这两种写法到底
https://assets-dev.zhizhuxueyuan.com/es-assets/article/2017/06-30/1517597d31cd190376.jpg
2017-06-30

毎日の食卓に欠かせない「たまご」ですが、漢字で書くと「卵かけご飯」のように「卵」を使用する場合と、「玉子丼」のように「玉子」を用いる場合の2パターンがあります。この両者は一体、どのように使い分けられているのでしょうか。

几乎每天都会出现在餐桌上的「たまご」(鸡蛋),如果写成汉字的话,有像「卵かけご飯」(生鸡蛋拌饭)这样写成「卵」和像「玉子丼」(鸡蛋盖饭)这样写成「玉子」的两种写法。这两种写法到底要如何区分使用呢?

 オトナンサー編集部では、JA全農たまご経営企画本部の中西沙代さん(管理栄養士)に取材しました。

就这一问题オトナンサー编辑部采访了JA全农鸡蛋经营企划总部中西沙代女士(管理营养师)

 

「卵」と「玉子」が存在する理由

 そもそも、なぜ「たまご」には2つの漢字があるのでしょうか。

「卵」和「玉子」这两种写法为何存在

说到底为什么「たまご」会有两种汉字的写法呢。

 

 中西さんによると「卵」は平安時代から鶏卵を意味する言葉として使われ始め、当時は「かいご」や「かいこ」と読まれていました。室町時代に入って鶏の飼育が急激に拡大すると、南蛮貿易による文化流入の影響もあり、鶏卵を使った料理(カステラなどの菓子)が広がっていったそうです。

据中西女士所说,「卵」从平安时代开始就作为鸡蛋的意思使用,当时读作「かいご」或是「かいこ」。进入室町时代以后,鸡的饲养量急剧增长,受到南蛮贸易文化渗透的影响,使用鸡蛋制作的料理广泛流传开来。

 

 その後、宝石のように美しく丸い殻(=玉)の中に子どもが入っている鶏卵の形状から「玉の子」という言葉が生まれ、江戸時代に「玉子(たまご)」という漢字と読み方が広く使用されるようになりました。一方「卵」もそのまま残ったため、「たまご」には現在も「卵」「玉子」の2つがあるとのこと。

随后,由如宝石般美丽的圆润外壳中孕育着小生命的鸡蛋的形状而衍生出「玉の子」这一说法。在江户时代「玉子(たまご)」的汉字写法和读音被广泛使用。而一方面「卵」这个汉字也留存了下来,所以现在「たまご」有「卵」和「玉子」这两种写法。

 

「『卵』が『たまご』と読まれるようになった時期については諸説ありますが、『蚕(かいご)』との紛らわしさを解消するために『たまご』が徐々に広がっていったようです」(中西さん)

中西女士表示:“虽然在将『卵』读作『たまご』是从哪个时期开始的这一点上众说纷纭,但是是为了将其与『蚕(かいご)』进行明显的区分所以才慢慢的将其读作『たまご』的。”

 

「卵」と「玉子」の使い分け方は

 それでは、同義語と考えられることも多い「卵」と「玉子」ですが、どのように使い分けられているのでしょうか。

「卵」「玉子」的区分使用方法

那么,通常被认做同义词的「卵」和「玉子」要怎样区分使用呢?

 

「『卵』は孵化(ふか)して育つことを前提としたものを指します。鳥類だけでなく、魚類や虫類のたまごも『卵』と書きます。一方『玉子』は食用のものを指し、鶏のたまごを表すのが一般的です」

“『卵』指的是以能够孵化作为前提的东西。不仅仅是鸟类,鱼类和虫类生的蛋也写作『卵』。另一方面『玉子』指的是能够食用的东西,一般都是指鸡生的蛋。”

 

 つまり「卵」は鳥や魚、虫などの(生命としての)「たまご」全般を指す言葉であり、「玉子」はその中でも、食材として使われる鶏卵を指します。

也就是说「卵」是鸟,鱼,虫之类的(有生命的)蛋的全称,而「玉子」指的是其中能够作为食材使用的鸡蛋。

 

 しかし、食材の鶏卵に限れば、生の状態のものを「卵」、調理されたものを「玉子」とするのが一般的で、たとえば加熱前のものは「生卵」「卵かけご飯」、加熱されたものは「玉子焼き」「玉子丼」といった具合です。

可是,单说作为食材的鸡蛋,一般来说在生的状态下是「卵」,烹饪之后的是「玉子」,比如在加热之前的是「生卵」(生蛋)「卵かけご飯」(生蛋拌饭),加热之后就是「玉子焼き」(玉子烧)「玉子丼」(鸡蛋盖饭),是这样的区别形式。

 

 ただし「ゆで卵」「卵焼き」などのように、加熱したものに「卵」を使うことが全くないわけではありません。また、料理名としての「卵」は“生々しい”印象を与えるため、現在では「たまごサンド」のように平仮名を用いることも多くなっています。

只是像「ゆで卵」(水煮蛋)「卵焼き」(煎蛋)这样的,即使是加热之后还是使用「卵」这个字的情况也是有的。而且如果在料理的名称中出现了「卵」这个字会给人一种“是生的”的印象,所以现在像「たまごサンド」(鸡蛋三明治)这样使用平假名来书写的情况也很多。

 

「明確な基準はありませんが『卵』の方がより広い概念であり、非常に便利な言葉といえるでしょう。2つの漢字があるのも、たまごが古くから愛され続けていることの証左かもしれません」

“虽然没有明确的标准,但是『卵』这个写法拥有更广泛的概念,是非常便利的说法。有两种汉字的书写方式,这恰好证明了蛋(たまご)从古至今都是被大家所喜爱着的。”

 

文章来源:livedoor news  翻译:知诸学院 四季

本文内容翻译为知诸学院原创,未经授权禁止转载

 

>>传送门:中级日语免费体验版<<

 

到底啦!