丰洲新市场问题频出
豊洲新市場は、違法駐車に取り囲まれている。 丰洲新市场到处都是违停汽车。   「築地は電車でも行けたけど、豊洲はモノレール、でなきゃバス。アクセス悪いから、仲卸は車かバイクで来る。だから渋滞が起きるわけだけど、それなのに駐車場が少ないんだから問題だよ。結局、みんな、ああやって勝手に道路に止めるしかないんだよ」 “筑地的话电车就能去,而去丰洲要么坐单轨电车,要么坐巴士。因为交通不方便,所以批发商
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2018-12-19

豊洲新市場は、違法駐車に取り囲まれている。
丰洲新市场到处都是违停汽车。

 

「築地は電車でも行けたけど、豊洲はモノレール、でなきゃバス。アクセス悪いから、仲卸は車かバイクで来る。だから渋滞が起きるわけだけど、それなのに駐車場が少ないんだから問題だよ。結局、みんな、ああやって勝手に道路に止めるしかないんだよ」
“筑地的话电车就能去,而去丰洲要么坐单轨电车,要么坐巴士。因为交通不方便,所以批发商都开车或者骑摩托过来。正因为如此,所以才会引发堵车,然而停车场却少得可怜。到头来,大家只能随便把车停路边了”


 そんな60代の仲卸の話を、さるベテラン仲卸が継いで説明してくれる。
 接着这位60代批发商的话,资深批发商继续为我们介绍。

丰洲新市场问题频出

「仲卸売場棟には、買い出しの人用の駐車場が約1千台分ありますが、そこに申請が3千台分あった。その結果、築地では月にせいぜい2万円だった駐車場代が、場所によっては5万円程度にまで高騰しているんです。で、ここに入れない人が、市場内の外周道路に路上駐車していて、それが1日に延べ数百台はあるんじゃないですか」
“在批发卖场栋那有一个容纳1千辆车的停车场供前来批发的人用,然而申请的汽车数量达到了3千辆。于是造成了,在筑地每月最多只要2万日元的停车场费,根据场地不同上涨到了5万日元的程度。然后,进不来的人只能在市场外围的马路上停车了,一天下来得有好几百辆了吧”

 

 駐車場不足の影響は、市場内の飲食店にもおよんでいる。「築地とんかつ小田保」の田中宏明社長は、
  停车场不够用的问题也影响到了市场内的饮食店。“筑地猪排饭小田保”的田中宏明社长说道:

 

「築地では午前3時に開店していましたが、今は5時半から。駐車場が2台分しか貸してもらえず、始発前は従業員が2人しか向かえない。それだとお客さんをお待たせしちゃうので開店を遅らせたのが実情です」
“在筑地早上3点就能开店了,现在的话得5点才能开始。只能租到两个停车位,营业前只能先过去2个职员。如果那样的话,会让客人等待很长时间,于是实际情况就是我们只能延缓开店。”

丰洲新市场问题频出

 と話すが、ほかにも飲食店の不満は尽きない。テレビでもお馴染みの「印度カレー中栄」の円地政広社長が嘆いて言う。
  话虽如此,其他饮食店的不满也源源不断。在电视上也一直看到的【印度咖喱中荣】的圆地政广社长叹气道。

 

「設計は本当に最悪。100くらい要望して、二つしか聞いてもらえませんでした。普通の飲食店じゃあり得ないのが、搬入口とお客さんの入口が並んでいること。うちは鶏ガラとか使うけど、お客さんには絶対見せたくないわけです。電話の回線の位置もひどい。飲食店ではレジ横やカウンターの端とか、水回りから離すものなのに、厨房のど真ん中にあるんです」
“简直是最糟糕的设计了。提出100个意见,只听进去2个。在普通的饮食店都不可能存在的,进货口和客人的入口排在一起。我们店会用到鸡架,是绝对不想给客人看到的。电话的线路位置也很过分。饮食店的话,一般都会设置在收银机旁边或者柜台的一边,都会远离用水的地方,然而这边的电话线路给安排在了厨房正中央。”

 

 一事が万事、か。また円地社長をふくめ、みな口を揃えるのが、常連客の減少について。ラーメン「ふぢの」の店主は、
  这就是所谓的窥一斑而见全豹吧。接着,包括圆地社长在内,大家都有同感的就是常客的减少了。拉面店【ふぢの】的店主道出了自己的不安,

 

「うちはほとんど常連だったのに、今は逆転して7対3で観光客。観光客が来てもいいけど、ブームが去ったあとが怖いんです」
“我们家以前基本上都是常客,而现在逆转了,观光客占了7成。观光客能来虽说也不错,但是热度过去后会怎样让人害怕”

 

 と不安を口にする。ご存じのように、今は観光客でごった返している豊洲市場だが、はたしてブームは続くのだろうか。
  就像大家所了解的那样,现在丰州市场主要靠观光客保持热闹,究竟这股热度会不会持续下去呢。

 

「なんでこんなとこ、作ったんだろう」
“为什么要建一个这样的地方啊”

 

 見学コースには、ターレに乗って記念撮影できるスポットがあれば、四季折々取引される魚の詳しい説明もあり、英語も併記されている。だが、市場というより工場見学のようで、魚がし横丁や飲食店街もショッピングモールのようだ。
  前来参观的话,不仅有可以坐轮盘车纪念摄影的景点,还能看到关于各个季节交易的鱼的详细说明,旁边还记着英文。只是,比起市场,更像是在参观工厂,鱼市一条街、饮食街更像是购物中心。

 

 実際、3階からガラス越しに競りを覗く日本人夫婦は、「これだけ?」と戸惑いを隠さない。外国人観光客たちも悲しそうな表情を隠さず、持参した大きなカメラをほとんど使わない。訪日外国人に一番人気のスポットが築地だったことを思えば、インバウンドへの影響も心配になる。
  实际上,透过3楼玻璃看着市场拍卖的日本夫妻,忍不住困惑“只有这点吗?”。外国来的观光客也没隐藏伤心的表情,带过来的大型相机几乎没用过。一想到筑地曾经是访日外国人中最有人气的景点,不禁担忧起来会不会对之后游客的数量有所影响。

 

 さる仲卸が、吐き捨てるように言った。
   批发商仿佛要道尽心中的怨气。

 

「なんでこんなとこ、作ったんだろう。この産直の時代、中央市場とか意味ないでしょ。実際に荷主は、本当にいいものはじかに取引してて、ここで取引されるのは、5番手から6番手くらいの魚なんだよ。我々仲卸は、そういうのを買って2割から3割の利益を乗せて、ブランドに乗っかって売ってるだけなんだよ」
“为什么要建一个这样的地方啊。在这样一个产品直销的时代,中央市场就没存在的意义。实际上货主都是直接买下好货,在这里贩卖的都是排在第5、第6左右的鱼了。我们批发商就是买了这些鱼,加上2、3成的利益,靠着店的品牌贩卖的。”

 

 その言葉には少々ルサンチマンを感じないでもないが、築地から豊洲に移って、そのブランド力も暴落の危機にある。実際、この新市場の将来に希望を抱く人がどれだけいるのだろう。なにはともあれ、我々はせいぜい、トラベルならぬトラブルを楽しむとするか。
这话听起来虽然有股无名怨愤,但是从筑地搬来丰洲,要面临品牌力暴跌的危机。实际上,对这个新市场的将来抱有希望的人到底有多少呢。暂且不论其他,我们能做的也只是面对现实,自求多福了。

 

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翻译:知诸学院  rururu 

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