邪悪な9つの人格に「関連性」、全て併せ持つ人も
九个邪恶人格之间存在“关联性”，有人兼具所有邪恶人格
ナルシシズムについては近年、さまざまなことが言われてきた。私たちのほとんどが、ナルシシスト、あるいはその特性を持つ人を少なくとも一人は知っている。だが、パーソナリティにはそれ以外にも、同様に興味深いその他の「ダーク（邪悪）な」ものがある。
关于自恋近年来有诸多论说。我们大多都是自恋者，或者至少认识一个自恋的人。但是，除此之外还有其他值得关注的“邪恶的”人格。
デンマークのコペンハーゲン大学、ドイツのウルム大学とコブレンツ・ランダウ大学のチームがジャーナル「サイコロジカル・レビュー」に発表した研究結果によれば、ダークなパーソナリティとしては9つを特定することができる。そして、それらは全て互いに関連し合っていると考えられる。
根据丹麦的哥本哈根大学，德国的乌尔姆大学和科布伦茨・兰道大学的研究团队在期刊【Psychological Review】上发表的研究结果表明，可以确定有9个邪恶的人格。并且这9个人格之间是相互关联的。
つまり、以下のとおりに定義されるパーソナリティの中に一つでも該当するものがあれば、その人はその他の邪悪さも併せ持っている可能性が高いということだ。
也就是说，只要有人符合下面定义的人格里的其中一个，那那个人拥有其他邪恶人格的可能性就很高。
・エゴイズム：自分が成果を残すことが最大の関心事であり、他人を犠牲にする
利己主义：最关心自己的成果，牺牲他人
・マキャベリズム：他者を巧みに操作する冷淡な態度を取り、手段は結果によって正当化されると考える
马基雅弗利主义：巧妙地操作他人，态度冷淡，不问手段只求结果。
・道徳離脱：罪悪感を持つことなく、非道徳的な行動を取る
道德脱离：没有罪恶感，做出不道德的行动
・ナルシシズム：自己とその優位性に過度に執着し、極端に他者の関心を求める
自恋：特别执着于自己和自身的优越性，嫉妒谋求他人关注
・心理的特権意識：自分は他者よりも優れていると考える
心理的特权意识：觉得自己高人一等
・サイコパシー：他者に共感することができず、自制心に欠け、衝動的である
精神变态：不能和他人产生共鸣，缺乏自制力，性格冲动
・サディズム：自分自身の快楽や利益のために、他者に精神的または身体的な害を与えたいという欲求を持つ
虐待狂：拥有想要获得自身的快乐和利益而给别人造成精神或者身体上的伤害的欲望
・私欲：自分自身の社会・経済的地位を高めること、それらを強調したいという欲求を持つ
私欲：拥有想要提高自身的社会・经济地位，亦或想要强调自身地位的欲望
・悪意：自分自身を傷つけることになっても、他者に報復したい、危害を加えたいという欲求を持つ
恶意：拥有就算伤害自己，也要报复他人，施加危害的欲望
論文の著者らはこれら9つの特性について詳しく調べるため、2500人の参加者を募り、「成功するには、色々なところで工程をはしょる必要がある」「他人にふさわしい罰を受けさせるためには、場合によっては自分が少々の不快さに耐えてもいい」「皆がそう言うのだから、私は特別なのだ」などの考え方に同意できるかといった質問に答えてもらった。
论文的作者们为了详细调查这9个特性，招募了2500名参加者，让他们回答了是否同意以下想法的问题【为了成果，得在各种地方缩减工程】【为了让别人接受应有的处罚，跟据情况自己可以忍耐稍稍的不愉快】【大家都是那样说的，我是特别的那个】等等。
その後、それぞれのパーソナリティに分類された人たちの回答に重複する部分がどの程度あるかについて分析を行い、明らかにそうした傾向はあるとみられることを確認した。
随后，所有人被分类为各种人格，然后对他们回答中的重复程度进行了分析，确认了回答间确实存在重复的倾向。
こうしたダークなパーソナリティの根源となるのは、「自らの有用性を最大化するために他者を犠牲にする特性と、それを正当化する考え方」だといえる。言い換えれば、邪悪な特性の根底にあるのはほぼ全ての場合において、他者より自分を優先し、そうした行動を幾つもの理由によってそれを正当化する考え方だ」といえる。
可以说这些邪恶人格的根源都来自【为了最大化自身价值而牺牲他人的特性和使其正当化的想法】。换句话说，就是在大多数情况下邪恶特性的根本是【比起他人优先自己，然后找出一些理由来正当化自身行为的想法】。
論文の著者らはこうした特性を生む要因を「Dファクター」と呼び、これについて次のように説明している。
论文的作者们把产生这样特性的主要原因称作【D因素】，相关说明如下所述。
「公共の場でも社内でも、激しい暴力や規則違反、うそ、策略などの例がみられる…個人のDファクターを認識しておくことは、その人がさらに罪を犯したり、より有害な行動に出たりする可能性を判断する上で有用なツールとなる可能性がある」
【不论在公共场所还是在公司内，发生激烈的暴力行为和违规，撒谎，制定策略等等的事例可以看出...确定认识个人的D因素，有可能成为帮助判断当事人进一步的犯罪，接下来采取的有害行为的有用方法。
「ダーク・トライアド」との違い
与【黑暗三性格】的区别
過去の研究では、「マキャベリズム、ナルシシズム、サイコパシーの特性は、同時に現れる場合が多い」との結果が示されている。これら3つの邪悪な特性は「ダーク・トライアド」と呼ばれており、これを説明しようとする試みは一般的に、私たちの適応メカニズムとの関連性を指摘している。「即時報酬と満足感を得るための適応戦略」を取る傾向を示すものであり、生殖・生存に関わる利益と関連があるというのだ。
过去的研究表明【马基雅弗利主义，自恋，精神变态同时出现的情况很多】。这3种邪恶的特性被称为【黑暗三性格】，为了说明这个问题，一般都在与我们适应机制的关联性这个角度下手。指出了人类有【为了及时的报酬和满足感而采取适应战略】的倾向，与生殖・生存的相关利益之间存在关联。
だが、Dファクターはダーク・トライアドよりも複雑であり、包括的なものだ。”ダークコア”な特性の中には、他人に苦しみを与えるためなら自らにとっての不利も受け入れる「悪意」といったものもあることから、生殖・生存に関連した利益を得ること以外の何かと関連していることが考えられる。
但是，D因素比黑暗三性格更为复杂，并且包容后者。“邪恶核心”的特性中，从为了伤害他人而接受对于自己的不利的【恶意】的存在可以看出，它与获取生殖・生存的相关利益以外的一些事物存在关联。
その関連性は、今のところ明らかになっていない。これらの特性がどのように関連し合っているのか、幼児期においてどのように発展するのかを理解するためには、さらなる研究が必要だ。
那种关联性到现在还没解开。这些特性是如何关联的，在幼儿期是如何发展的，为了理解以上问题，还需要进一步的研究。
本文由知诸学院原创翻译，转载请注明出处。
新闻来源：livedoor News 翻译：知诸学院 rururu
