闇落ち、モラハラ、冷酷非道…それでも目が離せない「狂気男子」が流行る理由

腹黑、抖S、冷酷无情……可是却让人无法自拔的“狂气男子”流行起来的理由

寒い季節にぴったり！　冬ドラマには、思わず背筋の凍るようなSっ気たっぷりの男子が続々登場。「予想以上にハマる」「見れば見るほど癖になる」と、女性たちの話題を一身に集めているのをご存知ですか？

可以说是与这寒冷的季节十分相符！冬季日剧当中陆续出现了许多让人忍不住后背发冷的抖S气质满满的男性角色。但你知道他们被女性们评价为“比想象的更要令人沉迷”“越看越上瘾”，成为了妹子们的话题中心吗？

過去ドラマをふり返ってみても、“冬彦さん”の通称で話題をさらった「ずっとあなたが好きだった」の佐野史郎さんや「ラスト・フレンズ」錦戸亮さん、最近ですと「あなたのことはそれほど」の東出昌大さんなど、愛情表現が高圧的過ぎる男性ほど記憶に鮮明に残る傾向に…。そこで本日は、ドラマニアな筆者が注目する今クール注目の上から目線で“狂気的男子”3人をご紹介！　怖いと震えながらも彼らの動向から目が離せない…その理由と魅力を考察していきましょう。

回首一下过去的电视剧，以“冬彦先生”的通称而成为话题的《一直都爱你》的佐野史郎先生、《最后的朋友》的锦户亮先生，最近的话则有《其实并不在乎你》的东出昌大先生，这类爱情表现过分强烈的男性的确更加容易让人留下深刻的印象。那么今天我们就来介绍一下三位时下备受瞩目的高高在上的“狂气男子”！一边害怕一边却没法移开视线……来探索一下这其中的理由和魅力吧。

• 1人目：新田真剣佑演じるイケメン御曹司・並樹尊氏／「トドメの接吻」
• 第一位：新田真剑佑所扮演的帅哥富二代 並树尊氏／《致命之吻》

山崎賢人さん演じる主人公・堂島旺太郎が、死のキスにより7日間のタイムループを繰り返す邪道ラブストーリー「トドメの接吻」。金と権力のためなら手段を選ばない旺太郎――彼がタイムリープする度、その余波で御曹司・並樹尊氏（新田真剣佑）の人生は狂い始め…。物語の序盤では、容姿端麗で性格も良く、周りから慕われる完璧紳士だった尊氏。しかしながら、立場が劣勢になると共に彼の心に潜む“闇”が明らかになっていきます。回を追う毎に舌打ちの数が増え、時に人の命を奪ってでも伸し上がろうと冷徹さを増していく姿に思わずゾクッ！

描绘山崎贤人所扮演的主人公堂岛旺太郎，通过死亡的接吻来重复进行7天的时间跳跃的邪道爱情剧《致命之吻》。为了金钱和权力不择手段的旺太郎——他每次进行时间跳跃，其余波都会波及到富二代並树尊氏（新田真剑佑），导致他的人生开始走向疯狂……。在故事的一开端，尊氏还是一个容貌端正性格良好，深受周遭女生爱慕的完美绅士。但是，随着立场逐渐处于被动，他心中所潜藏的“黑暗”也逐渐显现出来。伴随着时间跳跃次数的增加，他厌烦的心情也不断积累，甚至不惜夺人性命也要往上爬，这样越发冷酷的身姿让人忍不住打冷颤。

並樹家の養子となって以降、経済面では何不自由なく過ごしてきた尊氏ですが、どんなときも妹・美尊（新木優子）の盾でしない…という劣等感がよぎります。常に周りからの視線に怯え、愛を疑いながら生きてきた彼の孤独。「自分しか信じることができない」からこそ、歯向かう人間は徹底的に排除していくしかなかったのかもしれません。

虽然成为了並树家的养子以来，在经济层面上尊氏应该是没有任何不方便的，但是无论什么时候都只是妹妹美尊（新木优子）的盾牌……这样的劣等感一直缠绕着他。时常畏惧着周围的视线，一边怀疑爱情一边生活可谓是很孤独。可能正是因为“除了自己谁都不能相信”，他才会把所有反抗的人彻底排除吧。

威圧的なのにどこか寂しそう――尊氏の真っ直ぐな瞳から目が離せないというそこのあなた！ すでに彼の術中にハマっていると言えるでしょう。

虽然很残暴但是却感觉很寂寞－－没法不注视尊氏那率直的眼神的你，可以说是已经深陷在他的圈套当中了吧。

• 2人目：中村倫也演じる完璧主義の夫・井筒渡／「ホリデイラブ」
• 第二位：中村伦也扮演的完美主义的丈夫 井筒渡／《假日爱情》

パートナーの浮気を契機に、絆を試される2つの夫婦を描いた異色の不倫ドラマ「ホリデイラブ」。仲里依紗さん演じる主人公・杏寿と同じ傷を負った井筒渡（中村倫也）――独占欲が強く完璧主義なサレ夫は、妻に裏切られたという事実を受け入れることができず、モノにヒトに…手当たり次第に怒りをぶつけていきます。

描绘以伴侣的出轨为契机，互相间的羁绊受到挑战的两对夫妇的异色不伦电视剧，《假日爱情》。与仲里依纱扮演的主人公杏寿背负同样伤痛的井筒渡（中村伦也）——独占欲强盛又完美主义却被出轨的丈夫，无法忍受被妻子背叛的事实，逐渐地将自己的怒火砸向周围的事物甚至是人……。

「私の何がダメだったんだろう？」自分を責める杏寿とは反対に、「自分には非がないんだ」と徹底的に証明したがる渡。その高圧的な態度は浮気前の夫婦生活にも表れていたようで…外食時、レディファーストなど一切無視して真っ先にソファー席に座る亭主関白ぶりが非常に印象的でしたね。

与谴责自己“我有什么不好的？”的杏寿形成对比，渡执着去彻底证明“我没有过错”。他这高压的态度似乎是在被出轨前就在夫妇生活中显示出来了……在外吃饭时，他完全不顾女士优先而自己直接坐到沙发上，那十分大男子主义的行为实在令人印象深刻。

本当は誰よりも妻を想い愛しているはずなのに、相手が同じ気持ちでいてくれているかどうか不安で、束縛という手段を選ぶことしかできない…実に惜しい！　勿体ないタイプ。愛情の裏返しで出てしまう威圧感――本作に登場する妻（松本まりか）は根っからのお姫様タイプなので反発し合ってしまったようですが、「重たい愛情ウェルカム」「天邪鬼でかわいい」と思える大人の女性なら、そのもどかしさが案外癖になるかも…？

明明比谁都更思念和爱着妻子，却因为不知道对方是不是怀抱和自己一样的心情而不安，只能选择束缚对方这样的手段……真是可惜。会导致爱情一百八十度大转弯的压迫感——与在本作里登场的妻子（松本真理香）是一个彻彻底底的小公主形成对比。但是如果是觉得“沉重的爱情超棒的啊！”“性格别扭才可爱啊”的成熟女性的话，说不定会对那种令人焦虑的的感觉意外地上瘾……？

• 3人目：向井理演じる究極のドS上司・星名漣／「きみが心に棲みついた」
• 第三位：向井理所扮演的究极抖S上司 星名涟／《你已藏在我心底》

最後に、今クール最上級のドSぶりを発揮してくれているこの人を忘れてはいけません。現代の“恋愛あるある”が存分に詰まった三角関係ドラマ「きみが心に棲みついた」に登場する星名漣（向井理）です。色のない瞳…口の端だけで微笑みかける姿は、まさにホラー（笑）。主人公・今日子（吉岡里帆）の大学時代の恋人でもある星名は、ソフトな笑顔で人々の信頼を集める反面、彼らの心理を都合良く操る天才でもあるから厄介なんですよ～。

最后，可别忘了本季中最上级的把抖S本领发挥到极致的这个角色。在充满了现代恋爱小事杂烩的三角关系电视剧《你已藏在我心底》中登场的星名涟。不带任何感情的瞳孔…只有嘴角微微带笑的样子，简直就是恐怖片（笑）。身为主角 今日子（吉冈里帆）大学时代的恋人的星名，在靠着和蔼的笑容获得人们的信赖的同时，也巧妙地操控着众人的心理。虽然是天才但也是个大麻烦啊～

「私、星名さんのためだけに生きます」自分に依存していたはずの今日子が、いつの間にかほかの男性に好意を寄せていたと知り――不服の展開に、星名が下した制裁がとにかく恐ろしい。今日子の周りの人間を得意の心理作戦であざとく動かし、彼女を孤立させ、「だからお前には、俺しかいないんだ」と恐怖観念を植え付けていく手際の良さに脱帽です。有無を言わせぬ気迫、彼の自信満々な態度につい「仰る通り」とうなだれてしまう気持ち…わかる気がしますよね！

“我只为星名先生而活”，在得知明明应该是依存着自己的今日子不知道在什么时候对别的男人有了好感时－－作为不满的结果，星名做出的制裁真的很令人害怕。通过擅长的心理作战让今日子周围的人孤立她，“所以说你只有我啊”这样去植入恐怖观念，这手法运用之流畅实在令人甘拜下风。让人没法拒绝的气场，一不小心就会顺着他自信满满的态度说出“你说的对”……这样的心情，感觉能懂！

そんな彼がふと見せる弱気な表情――過去に秘められたトラウマとは如何に？　陰のある男性に惹かれがちという女性の心理を絶妙に突いたキャラクター・星名の今後の動きに、是非注目してご覧ください。

这样的他无意间让人窥见的软弱表情－－隐藏在过去的心灵创伤又是什么呢？“女性会被有所隐情的男性所吸引”这样巧妙地攻破女性心理的角色 星名今后又会如何呢？请务必继续观看吧。

冬ドラマもいよいよ佳境に突入。最終回に向け、彼ら“上から目線男子”の成長・進化を一緒に見守っていきましょう。

冬季日剧也渐入佳境。让我们一起来见证这些高傲男子的成长和进化吧。

（text：Yuki Watanabe）

翻译：妍

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