ふとした瞬間に、青春時代の記憶が頭をよぎることはないでしょうか。無性に懐かしいような、笑ってしまうような、それでいて胸がぎゅっと締め付けられるような、あの感覚はなんと表現すれば良いのでしょう……。今回はそんな、不意に青春時代を思い出す瞬間について筆者の周りのアラサー女子にインタビューをしてみました。
你有没有在不经意间,突然脑中涌上青春时代的回忆呢。令人怀念的、惹人发笑的、让人揪心的、到底什么样的话语才能确切形容这种感觉呢……。这次就“会不经意想起青春时代的那些瞬间”这一主题采访了作者身边三十岁左右女性。
青春時代を思い出す瞬間とは?
能让人想起青春时代的瞬间有?
学生時代に聴いていた曲を耳にした時
听到学生时代的歌曲的时候
「某アーティストの曲が流れてくるたびに、中学時代に付き合っていた男子のことを思い出してしまいます。付き合うと言っても、一緒に下校するのが精一杯で、キスどころか手も繋げなかったんですけど……。そんな彼が貸してくれたCDの中に、そのアーティストのアルバムが入っていたんです。今まですっかり忘れていたのに、音楽を聴いた瞬間に彼の顔や声が鮮明に浮かんだのには驚きました」(歯科受付/29歳)
“播放某位歌手的歌曲时,就会想起中学时代交往过的那个男生的回忆。虽说是交往,光是一起放学回家就很不容易了,更别谈接吻牵手了……。那时他借给我的CD里,有这位歌手的专辑。虽然现在忘个干净了,但居然还能在听到这段音乐的瞬间脑中鲜明浮现出他的脸和声音,让我觉得很惊讶。”(牙科前台/29岁)
思春期に聴いていた音楽って、とにかく耳に残るものですよね。受験勉強を励ましてくれた曲や、部活の試合前にいつも聴いていた曲など、皆さんにも「思い出の一曲」があるのではないでしょうか。
青春期听过的歌,总是挥之不去的。那些为考试打气的歌、社团活动比赛前一直听的歌等等,大家也有这样一首“回忆之歌”吧。
制汗剤の香りを嗅いだ時
闻到止汗剂的味道的时候
「制汗スプレーや汗拭きシートの香りがすると、夏の教室の光景が目に浮かびます! 授業で居眠りをしている人の背中とか、校庭で体育の授業をしているクラスの掛け声とか、ああ懐かしい……。ちなみに、当時好きだった男子が使っていた制汗剤はシトラス系の香りでした。街中でその香りがすると、今でもつい振り返ってしまうんですよね。私にとって制汗剤の香りは、青春の象徴みたいなものなのかも」(商社/25歳)
“一闻到止汗喷雾或者擦汗纸巾的香味,眼前就会浮现出夏日教室的情景!在上课睡觉的人的背影,在操场上体育课的人传入教室的声音,啊好怀念……。顺便一说,当时我喜欢的男生用的止汗剂是柑橘味的。在街上闻到这个味道,至今都会忍不住回想。对我来说止汗剂的香味,就好像是青春的象征。”(商业公司/25岁)
香水ではなく制汗剤の香りというところに、青春を感じますね。ちなみに筆者が青春を思い出すのは、プールの塩素の匂いを嗅いだ時です。皆さんの思い出の香りは何でしょうか。
不是香水而是止汗剂的味道,的确能让人感受到青春啊。顺便一提能让作者回忆起青春的,是闻到游泳池味道的时候。大家充满回忆的味道是什么呢?
1リットルの紙パックジュースを目にした時
看到一公升的纸包装果汁时
「よくコンビニで売られている、1リットルの紙パックジュースを見た時。『果汁5パーセント』みたいな薄味のジュースなんですけど、当時は美味しさより量重視でいつもそれを買っていました。高校時代はペットボトルじゃなく、なぜかあの紙パックに直接ストローを指して飲むのがはやっていて。大きな紙パックジュースを片手に、皆で延々とくだらない話をしていた放課後が懐かしいです」(IT関連/27歳)
“看到便利店里经常有卖的,一公升纸质包装的果汁的时候。虽然是‘5%果汁成分’的淡味果汁,当时比起好喝更加重视量足就买了这个。高中的时候不是塑料瓶,不知道为什么那时候直接往纸包装里面插吸管就这么喝了。很怀念一只手拿着这么大的纸质包装,和大家畅谈闲聊无聊话题的课后时光。”(IT相关/27岁)
安いジュースだろうが何だろうが、友達とおしゃべりをしているだけで楽しかったあの頃。大人になって贅沢ができるようになった反面、学生時代特有の楽しさはもう体験できないのだろうなと思うと、ちょっと切なくなってしまいますね。
无论是便宜果汁还是什么,能和朋友畅谈的那段快乐时光都是令人开心的吧。成为大人后虽然大手大脚花钱能,但却无法享受学生时代特有的快乐,想到这些就会变得难过了吧。
購買で売られていたパンを食べた時
吃到小卖部卖的面包的时候
「帰省した時、地元のパン屋さんで買ったパンを食べたら、一気に高校時代の思い出がよみがえりました。『なぜ?』と記憶を辿ったら、そのパン屋さんは私が通っていた高校の購買にパンをおろしていたお店だったんです。クラスの人気者の男子はコロッケパンが好きだったなとか、お昼は購買にダッシュしたなとか、そんな些細な記憶がパンをかじるごとに思い出されて……。何だか不思議な感覚でした」(アパレル関連/29歳)
“回老家的时候,吃了一口老家面包店的面包,一下子高中时代的回忆都复苏了。带着疑惑追溯记忆时,面包店是我以前上学的学校小卖部的供应商。一下子就能想起班上很受欢迎的男生喜欢吃可乐饼面包啊、白天跑去小卖部的事情啦,这些细小的记忆就在我啃面包的时候涌上心头……。真让人觉得不可思议”(服装相关/29岁)
味覚に青春時代の記憶が残っていることも。購買のパンの他に、帰り道で買い食いした肉まん、部活中にいつも飲んでいたスポーツドリンクといった意見もありました。
残留在味觉中的青春时代的回忆。除了小卖部的面包,还有回家路上买来吃的肉包子,社团活动中一直喝的纸包装饮料都是。
何気ない瞬間に思い出す青春の一ページ。「二度と戻れない時代」という特別感が、人の心を強く揺さぶるようですね。そう考えると、大人になった私たちが今過ごしている何気ない時間も、未来の自分にとってはかけがえのない時間になるのかもしれません。そんな「いつかの自分」のために、今という時間を大事に過ごしていければいいですね。
不经意的瞬间让人回想起青春的一章。这份“再也回不去的时代”的特别感,会让人心动摇。一想到这里,已经成为大人的我们现在浪费掉的任何一分钟,说不定对未来的自己都是奢侈的时光。为了“某个时候的自己”,一定要珍惜现在的每一段时光。
本文由知诸学院你里滴滴原创翻译,转载请注明出处。