日本人庆祝喜事时为什么要吃「赤飯」(红豆饭)?
そうだったのか! おめでたい席で「赤飯」を食べる理由有喜庆事时吃“赤饭(红豆饭)”的理由原来是这样的!   お祝い事や、おめでたい席に欠かせない主食である「赤飯」。日本人にとって赤飯は、特別な日や行事に付きものの伝統食として親しまれています。しかし、そうした席で赤飯を食べる理由について知っている人は少数かもしれません。“赤饭(红豆饭)”是日本人庆祝喜事时不可缺少的主食。对日本人来说,赤饭是特
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2017-09-07

そうだったのか! おめでたい席で「赤飯」を食べる理由
有喜庆事时吃“赤饭(红豆饭)”的理由原来是这样的!  

お祝い事や、おめでたい席に欠かせない主食である「赤飯」。日本人にとって赤飯は、特別な日や行事に付きものの伝統食として親しまれています。しかし、そうした席で赤飯を食べる理由について知っている人は少数かもしれません。
“赤饭(红豆饭)”是日本人庆祝喜事时不可缺少的主食。对日本人来说,赤饭是特别的日子和仪式活动中必不可少的传统饮食。然而有关遇喜事要吃赤饭的理由,知道的人可能只有少数吧。

 

その理由を、日本の伝統食に詳しい料理研究家の麻生怜菜さんに聞きました。
关于这个理由,我们咨询了熟悉日本传统饮食的料理研究家麻生怜菜。

 

原型の小豆粥は「枕草子」に登場
赤饭的原型是红豆粥,在《枕草子》中就有记载


現代の赤飯は、小豆の煮汁をもち米に吸収させて蒸すことで赤く色付けしたものです。「小豆には、良質なタンパク質やビタミンB類、鉄分、ポリフェノールのほか、中性脂肪増加抑制や血液サラサラ効果のあるサポニンが豊富に含まれています。赤飯は小豆の栄養素を余すところなく摂取できるヘルシーな伝統食です」(麻生さん)。
现代的赤饭,其做法是让糯米吸收红豆煮出来的汤,蒸煮后使其染上红色。麻生小姐说“红豆中除了含有优质的蛋白质和维生素B族、铁分、多酚之外,还富含可以抑制中性脂肪增加以及顺畅血液效果的皂角苷。赤饭是一种健康的传统饮食,能够毫无保留地摄取红小豆的营养素。”

 


 

赤飯のルーツは古く、平安時代中期の「枕草子」にその原型として小豆粥が登場します。また、鎌倉時代後期の宮中献立について記した「厨事類記」には、桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、重陽の節句(9月9日)など、季節の節目の行事食として赤飯を食べたという記録が残っています。その後、江戸時代後期には、一般庶民の「ハレの日」の食卓に赤飯が登場するようになりました。
赤饭的起源很早,在平安时代中期的著作《枕草子》中,就记载了赤饭的原型红豆粥。此外,记录镰仓时代后期宫中菜单的著作《厨事类记》中,也保留了这样的描述:“在桃花节(3月3日)、端午节(5月5日)、重阳节(9月9日)等节日里,作为季节交替期的仪式性饮食,习惯吃赤饭”。之后在江户时代后期,赤饭开始登上了一般平民“晴之日(指结婚典礼、祭祀等有特别仪式活动的日子)”时的饭桌。


それでは、赤飯がお祝い事などの席で食べられるようになったのはなぜでしょうか。
那么,为什么人们开始在庆祝喜事时吃赤饭呢?

 

「日本では古代より『赤色』は災いや邪気をはらう力があると信じられており、『赤米』を蒸して神様にお供えする風習がありました。赤米が主流でなくなってからは、身近な小豆を使って白米に赤を付ける方法が採用され、厄よけや魔よけの意味を込めて、おめでたい席で振る舞われるようになったと考えられています」
“日本人自古就相信‘赤色’有消灾驱邪之力,原本就有蒸‘赤米’供奉神灵的风俗习惯。赤米渐渐不是主流之后,人们就用身边的红豆给白米染上红色,采用这种方法寓意除祸、除魔,于是开始在喜宴饭桌上用赤饭款待宾朋。”

 

さらに、かつての日本は幼児の死亡率が極めて高かったため、生後7日目に赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いする「お七夜」や、生後100日目に子どもが一生食べ物に困らないように願い、また歯が生えるほど成長したことを祝う「お食い初め」などの行事で、赤飯を食べる風習が根付いたそうです。
另外,过去日本的幼儿死亡率极高,所以在出生后第7天要举行祈祷婴儿茁壮成长的庆祝活动“第七夜”,以及在出生后第100天为了祈祷孩子一生都不为食物发愁,此时都要吃赤饭庆祝。还有庆祝孩子成长到长牙阶段的“お食い初め(开始吃饭)”等仪式活动中也会吃赤饭,这个风俗习惯便慢慢扎根下来了。


地域によっては「縁起直し」の意味も
根据地区的不同,也有“冲霉运”之意


一方、地方によっては仏事の際に赤飯を食べる習わしもあります。「凶を返して福とする」という「縁起直し」の意味を込めて食べるそうです。現在でも、福井県や群馬県の一部地域では、お葬式に赤飯が振る舞われることも。「福井県には浄土真宗の信仰者が多く『長寿をまっとうした後に浄土へ行く』ことがお祝いにつながるため、赤飯を食べるという説があります」。
另一方面,根据地区不同,也有在做法事时吃赤饭的习惯。据说该习惯包含能“逢凶化吉”的“冲霉运”之意。即使在现在,福井县、群马县的一部分地区在葬礼上也会用赤饭招待宾朋。“福井县净土真宗的信仰者较多,‘长寿的人死去之后会前往净土’也是需要庆祝的,所以会吃赤饭。”

 

 

 

ちなみに、赤飯の上に飾られていることの多い「南天の葉」は、「なんてん」=「難(なん)を転(てん)ずる」という語呂合わせから、縁起の良いものとして使われるようになりました。「南天の葉には防腐作用のある成分が含まれており、赤飯の熱と水分による腐敗を抑えてくれます。厄よけの意味合いや見た目の美しさだけでなく、とても理にかなった添え物なのです」。
顺便一提,赤饭上经常用“南天竹叶子”来装饰,这是因为南天的发音“nanten”谐音“转难(nan wo ten zuru)”,所以作为吉祥之物被使用。“南天竹叶子中含有防腐作用的成分,能抑制由于赤饭的热度和水分导致的腐败。不仅是为了消灾以及外观的美丽,南天竹的叶子是非常合理的赤饭附加物。”

 

新闻来源:http://news.livedoor.com
翻译:知诸学院  akatuki

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