日本之美:享誉世界的“锦鲤”究竟魅力何在?
日本庭園に欠かせない存在、錦鯉(にしきごい)。この錦鯉の原産地は新潟県小千谷市周辺で、江戸時代に突然変異で生まれました。小千谷市の「錦鯉の里」では、この錦鯉のすべてを知る事ができます。鯉は龍の親戚とも言われ、今や世界各地で錦鯉の品評会が開催されていますが、この施設では鑑賞池や日本庭園で大きな錦鯉が飼育され、有名人も錦鯉のオーナーになっているのです。さあ日本の美、錦鯉を堪能しに行きましょう。日本庭园
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2017-08-29

日本庭園に欠かせない存在、錦鯉(にしきごい)。この錦鯉の原産地は新潟県小千谷市周辺で、江戸時代に突然変異で生まれました。小千谷市の「錦鯉の里」では、この錦鯉のすべてを知る事ができます。鯉は龍の親戚とも言われ、今や世界各地で錦鯉の品評会が開催されていますが、この施設では鑑賞池や日本庭園で大きな錦鯉が飼育され、有名人も錦鯉のオーナーになっているのです。さあ日本の美、錦鯉を堪能しに行きましょう。
日本庭园中不可缺少的存在,锦鲤。锦鲤的原产地在新泻县小千谷市周边,江户时代因为突然的变异锦鲤孕育而出。在小千谷的“锦鲤之乡”,能够全方位的了解到锦鲤的各种事情。传说鲤鱼是龙的亲戚,虽然现在在世界各地都会举办锦鲤的品评会,但是在锦鲤之乡有鉴赏池和饲养着大锦鲤的日本庭园,还有很多有名人也成为了锦鲤的饲主。那么就让我们一起来欣赏日本之美锦鲤吧。

鯉と龍は親戚
鲤与龙是亲戚

錦鯉が登場したのは江戸時代(19世紀前半)、新潟県の現小千谷市と長岡市(山古志地区等)にまたがっていた二十郷という場所といわれます。
食用の鯉の中から、突然変異で色のついた変わり鯉が出現したのが最初です。以後、改良が続けられ、現在品種としては80種ほどあるといわれています。
この錦鯉の原産地、小千谷にあるのが「錦鯉の里」で、錦鯉を鑑賞池や日本庭園で楽しめるだけでなく、その歴史、生態や特徴、飼育方法など錦鯉に関する様々な知識を知る事ができます。

锦鲤诞生于世的时间是在江户时代(19世纪前半),地点是在新泻县现在的小千谷市和长岗市之间一个叫做二十乡的地方。
最初是,以供食用的鲤鱼突然产生了变异出现了有颜色的鲤鱼。后来经过不断的改良,现在已经有了80多个品种了。
在锦鲤的原产地,小千谷的“锦鲤之乡”不仅可以在鉴赏池和日本庭园中欣赏到锦鲤,还可以学习到关于其历史,生态,特征以及饲养方法等与锦鲤相关的各种知识。

 

 

錦鯉の里では入り口を入ると、まず“鯉仙人”がお出迎えしてくれます。
鯉についてはいろいろな伝説があります。鯉仙人は、周の“琴高”という人に由来します。琴の名人だったのでこの名前がついているのですが、ある日、“龍の子”を採ってくるといって川の中に入り、その後、赤い“鯉”にまたがって川から現れたといわれます。
ところで“登竜門”という言葉もあります。これは、黄河上流の急流(龍門)を上ると魚が“龍”になれるといわれていた事に由来しますが、年間にたった72匹だけが龍になれるという狭き門でした。この魚は鯉といわれます。
このような伝説に著されているように、昔の中国では“鯉は龍の幼体”として考えられていたのです。こんな事も頭において楽しんでみましょう。

进入锦鲤之乡,在门口首先可以看到的就是“鲤仙人”。
关于鲤的传说有很多。鲤仙人的由来是因为周朝末期的一个叫“琴高”的人。因为他的琴弹得很好,人们便称他为琴高。一天,他说要去抓一条“龙子”便纵身跳入河川中,后来,他骑着一条赤红色的“鲤”出现在了河川之上。
还有一个词叫做“登龙门”,这个词是由如果鱼越过了黄河上流的急流(龙门)就能够成为“龙”的这个传说而得来,据说一年只有72条鱼能够越门成龙,这种鱼就是鲤鱼。
因为有很多这样的传说,所以在古代中国将鲤鱼看作是幼年时期的龙。这些有趣的传说也是鲤鱼带来的乐趣之一呢。

 

多彩な錦鯉の種類

锦鲤的丰富种类

建物の中に入ると、入り口を入った処に、錦鯉の系統図のパネルが飾られています。実は、鯉は最初、黒い体色だったのですが、この鯉から多彩な色の錦鯉が交配されてきたのです。200年間生産者が苦労されて来た賜なのですが、入り口側には、写真のようなきれいな幼い錦鯉が円柱ケースの中で泳いでいます。これは”プラチナ”という品種です。黒い色からこんなきれいな錦鯉が出現できるのにはきっと驚かれるはずです。
进入到建筑物中,在门口可以看到装饰着锦鲤系统图的展示框。在系统图上可以看到其实最初的鲤鱼是通体黑色的,将这黑鲤鱼与彩色的锦鲤交配从而孕育出了各个品种。200年间生产者辛苦劳动的恩赐,才能在入口的圆柱形容器中,拍摄到像上方照片中这样美丽的小锦鲤。这个品种的名字叫做“白金”。能够从黑色变得如此漂亮,想必大家都会觉得吃惊吧。

ところで80種もいる中で、“御三家”といわれる鯉がいます。それは“紅白”、“大正三色”、“昭和三色”です。紅白は文字通り、赤と白の2色でこれに黒が加わったのが三色ですが、紅白に黒が墨で描かれたような流れる紋様をもつのが昭和三色で、比較的まとまった斑紋になっているのが大正三色といわれます。
在锦鲤的80个品种中,有被称作“御三家”的三个品种,它们分别是“红白”、“大正三色”、“昭和三色”。红白就如其名,红白这两色再加上黑色就是三色,其中在红白的基础上有着如用黑墨描绘上去的流线型纹样的就是昭和三色,相对来说更接近斑纹的就是大正三色。

入り口の部屋は資料室になっており、これら多彩な錦鯉の品種や、錦鯉生産のサイクル、生態や特徴を知る事ができます。またビデオでも飼育や品評会の様子などを見る事ができます。
入口的房间是资料室,里面能够了解到关于彩色锦鲤的品种,锦鲤繁殖的周期,生态和特征等等知识。还能通过录像看到饲养或是品评会时的场景。

 


次に、隣の鑑賞棟に行ってみましょう。ここでは、小千谷で生まれ育った大きな錦鯉が飼育されています。
錦鯉の鑑賞のポイントは体形、色彩、斑紋の3つといわれます。さあじっくりとご堪能下さい。錦鯉原産地ならではの鯉は見応え十分です。ここでは餌を与える事もできます(有料)が、大きな鯉が皆集まってくるのは迫力満点です。さすが、龍の幼体です。
ここには15品種の鯉が大切に飼育管理されているのですが、さて写真には何種類の鯉が写っているでしょうか?御三家の鯉やプラチナ、山吹黄金、浅黄や写りものなどがいますが、子供達と当てっこしてみても面白いですよ。

接下来让我们一起到旁边的鉴赏楼里去看看吧。这里养着在小千谷出身长大的大锦鲤。
鉴赏锦鲤的3个关键是体型、色彩和斑纹。让我们来好好的欣赏一下吧。只有在锦鲤原产地才能看到的锦鲤真是看点十足。因为在这里可以给锦鲤喂食(需付费),所以能够看到大锦鲤聚集在一起这一极具迫力的一幕。真不愧被叫做龙的幼崽。
这里精心饲养着15个种类的鲤鱼,让我们来看看照片里都拍下了什么种类的锦鲤吧。御三家的锦鲤还有白金、山吹黄金、浅黄都被拍了下来呢,像这样跟孩子们一起一边数着鱼的种类一边观赏也是很有意思的呢。

 

有名人も鯉のオーナー、庭園で錦鯉を楽しもう

锦鲤的主人是有名人,在庭园中享受观鲤的乐趣吧。

鑑賞棟の外には日本庭園が広がり、庭園の池には錦鯉が飼育されています。季節の草花、またいろんなシーンで錦鯉を楽しむ事ができますので、散策をしながら鯉を楽しんでみましょう。
在鉴赏楼外是宽敞的日本庭园,庭园的池塘里也饲养着锦鲤。因为可以在当季的花草还有各种各样的场景下欣赏锦鲤,所以建议大家一边散步一边享受锦鲤带来的乐趣。

 

ところで、この庭園には有名人がオーナーとなっている鯉が泳いでいます。実はこの施設には、多くの人に利用頂く事を目的として、原産地小千谷の鯉を購入し、一般の方々に見て頂くための「錦鯉オーナー制度」があるのです。
话说,在庭园的水池里还有由有名人持有的锦鲤。在这个设施里以能够被更多人利用为目的,设有能够在原产地小千谷购买锦鲤以供大家欣赏的“锦鲤认养制度”。

この施設入り口に、オーナーの名前と購入された鯉の写真が記載された一覧表が飾ってあります。その中には片岡鶴太郎さん、三田佳子さん、キャイーンの名前も。キャイーンは、失恋を癒やすために放流したのだとか・・。鯉と恋をかけたのかもしれませんが、キャイーンさんの鯉の種類は写真のように頭のてっぺんに赤い斑紋(鶴のような)がある“丹頂”です。ただし、頭の赤い斑紋がもっとハートマークに近い形をしていますので探し出してください。なお、鶴太郎さんの鯉は紅白、三田佳子さんの鯉は大正三色です。
在设施的入口还装饰有主人的名字和其购入的锦鲤的照片一览表。片冈鹤太郎,三田佳子,キャイーン(日本的搞笑艺人组合)的名字都在其中。キャイーン是为了治愈失恋的伤痛将鱼流放入池的,可能是因为鲤鱼和恋爱的读音相似吧(日文读音)キャイーン持有的鲤鱼的种类就如上方照片一样是在头顶上有红色斑纹的“丹顶”。可是キャイーン的锦鲤头顶的斑纹要更加接近心形,大家可以去找找看喔。另外鹤太郎先生的是红白,三田佳子女士的是大正三色。

 

ところで、この施設で、錦鯉を生産するに当たっての重要な作業“選別”を見る事ができます。実は、きれいな錦鯉は、稚魚から何回か選別を繰り返す事で得られるのです。
在这个设施里,可以看到锦鲤繁殖的一个重要过程“分选”。实际上,漂亮的锦鲤,是从幼鱼开始就经过了多次分选才培育出来的。
 

昭和三色の場合、孵化して数日で選別するといわれます。孵化した稚魚は、写真のように黒い個体と比較的明るい色(赤)の個体の2種あるのですが、紅白のきれいな色がでるのは黒い個体のみといわれ、まず黒い個体のみを選別して飼育してゆく事になるのです。黒い個体が紅白に育つのも不思議ですね。
この施設ではエアーポンプで選別していましたが、各地の養鯉場では小さい網で拾う事も行われており、生産者の苦労の一端をここで伺い知る事ができます。

比如说昭和三色,就是在孵化后的数日中进行分选的。孵化的幼鱼,像照片上一样,有黑色和相对来说颜色较为鲜艳的(红色)两种,据说最后能出来漂亮红白色的只有黑色的幼鱼,先将黑色的幼鱼分选出来饲养。能从黑色幼鱼成长为带有红白色的锦鲤真是不可思议呢。
在这个设施里是用空气泵进行分选作业的,但在各地的锦鲤养殖场是用小网来分选,这也是生产者们的辛劳的一部分。

 

世界へ羽ばたく錦鯉

享誉世界的锦鲤

今や錦鯉は世界中で楽しまれています。たとえば、欧州ではドイツ、アジアでは台湾、香港、タイ、ベトナムやインドネシアなどで錦鯉の品評会が開催されています。小千谷市がある魚沼地方の養鯉場の方々もこれら品評会の審査委員として世界中で活躍されています。また、世界に広がるとともに新しい錦鯉も生まれつつあるようです。
まさに登竜門をくぐりぬけた鯉として、龍のように錦鯉は世界に羽ばたいているのです。錦鯉原産地の小千谷市「錦鯉の里」で錦鯉を堪能してみましょう。

现在,锦鲤在世界上也大受欢迎。例如欧洲的德国,亚洲的台湾、香港、泰国、越南和印度尼西亚等地方都有召开锦鲤的品评会。小千谷市鱼沼地方的锦鲤养殖场的师傅们也作为这些品评会的审查员被世人熟知。而且随着在世界上的知名度的扩大新的锦鲤也孕育而出。锦鲤就正如越过了龙门的鲤鱼,像龙一样在世界上大放异彩。欢迎大家到锦鲤的原产地,小千谷市的“锦鲤之乡”观赏锦鲤。

 

 

文章来源:ORICON NEWS  

文章翻译:知诸学院 四季

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